夜勤時のあるある

「介護士あるある」は多くの介護士が経験することであり、介護士同士で共感を得やすいいろんな内容が存在する。例えば、夜に認知症を患っている高齢者が施設内を徘徊しているのに出くわして思わずぎょっとしたというケースは、夜勤をしたことがある介護士であれば一度は経験するのではないだろうか。
そのような場合に、思わず腰を抜かして適切な対応がとれなくなるようなことは避けたい。夜勤中は被介護者に出くわす可能性があるという点をあらかじめ想定しておけば、落ち着いて対応できるようになる。

また、夜に寝付けない被介護者に呼び出されて、遅い時間から彼らの相手をしなければならなくなるというのも、夜勤中の介護士ならではのあるあるだ。夜になると寂しさを覚えて、介護士に近くにいて欲しいと希望する被介護者は少なくない。
かといって、ひたすらその相手をしていると他の業務がおざなりになってしまう。そのため、もし被介護者がそのように希望するのであれば、例えば詰所まで来てもらって業務をしている傍らでお茶でも飲んで過ごしてもらうようにするとよいだろう。
さらに、夜勤後の帰宅途中に立ち寄るコンビニでのひと時を、癒しだと感じるのもあるあるの一つだ。夜勤中は神経が張り詰めているので、そこから解放されてコンビニで好きなものを買い物できる時間は介護士にとって至福のひと時なのである。
ついコンビニで長居をしてしまう人も少なくないようだ。このほかにも、経験を積むにつれて介護士ならではのいろんなあるあるが増えていくだろう。